「子どもの小学校の学区で家を選びたい」——子育て住まいナビに来る方の、いちばん多い動機です。学区で選ぶのは合理的です。ただ、ご相談で「もっと早く知りたかった」と言われることが、決まって3つあります。
小学校の学区で選んだ家が、中学校では別の区域に入っていて遠距離通学になる——これは本当に多い話です。小学校の6年間は、思っているよりすぐ終わります。地図の「種別」で小学校区と中学校区を切り替えて、両方を確認してください。
同じ町名でも、道路の向こう側は別の学校、ということがあります。「○○町なら△△小学校」ではなく、物件の住所そのもので学区を確認する必要があります。地図の色分けをタップすれば、その場所がどの学区かが出ます。契約前には必ず自治体の教育委員会にも確認を。
保育園は入れたのに、学童保育に入れない。共働きのご家庭では、学区の人気より学童の待機状況のほうが生活に直結します。学童の預かり時間と待機の有無は、学区を絞る段階で役所の担当課に電話して確認してください。
人気の学区で選ばれる家は、将来売るときにも貸すときにも選ばれます。学区重視は、お子さまのためだけでなく資産の面でも合理的な戦略です。ただし、人気学区は価格も高い。「何年その学区に住むか」と「教育費のピークとローンが重なるか」の2つで、無理のない予算を先に決めてから学区を絞るのが、後悔しない順番です。
自分の家庭に当てはめて考えたくなったら。宅建士・1級FP(CFP®)の大湯琴音が、学区も住宅予算も制度の読み方も、30分・無料・オンライン(Google Meet)で一緒に整理します。物件の売り込みはしません。