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「買うか借りるか」は今決めなくていい——学区内に先に住む「2段階方式」のすすめ

公開: 2026-10-03/執筆: 大湯琴音(宅建士・1級FP技能士・CFP®)

小学校入学を見据えて家を探していると、「買うべきか、賃貸を続けるべきか」で止まってしまう方が多くいます。でも、この問いには今答えなくていいのです。順番が違います。

順番は「学区 → 住む年数と家計 → 買うか借りるか」

先に学区を決めると、その学区に何年住むかが見えます。小学校6年+中学校3年なら最低9年。9年住むなら購入の固定費が賃貸との比較で逆転しやすく、「小学校の6年だけ」「転勤の可能性がある」なら賃貸のほうが損をしにくい。買うか借りるかは、学区と年数が決まれば自然に決まります。

第三の道: 2段階方式

まず希望学区内の賃貸に引っ越して入学し、その学区の暮らし——通学路、学童、ご近所、通勤——を1〜2年確かめてから購入する。これを私は「2段階方式」と呼んでいます。

家賃補助が使える街もあります

自治体によっては、子育て世帯向けの家賃助成(例: 月2万円×最長3年)があり、2段階方式の1段目で使える可能性があります。募集時期が限られる制度が多いので、候補の自治体ページで確認してください。

「まだ買わない」も立派な結論

ご相談で「賃貸継続で行きましょう」という結論になることも、ふつうにあります。大事なのは、感覚ではなく「何年住むか」「手取りの何%を住居費にするか」の2つの数字で決めることです。その2つが分かれば、30分で答えは出ます。

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